春高バレー 前回王者の就実が堂々のストレート勝ち エースで主将の福村心優美が攻撃をけん引
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第2日(6日、東京体育館)女子2回戦で前回王者の就実(岡山)が富士見(静岡)に25ー17、25ー17でストレート勝ちし、3回戦進出。2連覇へ向けて好発進した。エースで主将の福村心優美(こゆみ、3年)が強烈なスパイクで得点を重ね、存在感を示した。 強烈なアタックでボールをはじく音が、東京体育館にこだました。就実・福村は第1セットからバックアタックに、クロスのスパイクなど、効果的に得点を加えた。富士見のブロック陣のマークが強い中、それを物ともしない実力を見せつけた。 前回王者として臨む大事な初戦をものにした。勝利の立役者となったエースは「無事に初戦を勝ち切ることができてほっとしている気持ちが一番大きい」と胸をなでおろした。