錦織が第7シードを倒して2週連続ベスト8進出、ここ6試合で4度目のフルセット勝利 [ヘルシンキ・チャレンジャー/テニス]
錦織が第7シードを倒して2週連続ベスト8進出、ここ6試合で4度目のフルセット勝利 [ヘルシンキ・チャレンジャー/テニス]
ATPツアー下部大会「HPPオープン」(チャレンジャー125/フィンランド・ヘルシンキ/11月4~10日/賞金総額14万8625ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)が第7シードのジェローム・キム(スイス)を6-3 1-6 6-2で振りきりベスト8進出を決めた。試合時間は1時間36分。 ~HPPオープンで8強入りを決めた元世界4位の錦織選手~ 今季4度目のチャレンジャー大会参戦となる34歳の錦織は、ダイレクトインで本戦入り。前週のブラチスラバ(チャレンジャー125/室内ハードコート)では3試合を勝ち抜き、準決勝でロマン・サフィウリン(ロシア)に4-6 4-6で敗れはしたが今季初の4強入りを果たした。 両者は今回が初顔合わせ。今大会での錦織は1回戦で、予選勝者のニコラス・アルバレス バロナ(スペイン)を6-4 6-2で破って勝ち上がっていた。 2024年シーズンの錦織はパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)とデビスカップを含む13大会で合計26試合(シングルス)を戦い、15勝11敗の戦績で今大会を迎えている。 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。 錦織は次のラウンドで、第4シードのジェイコブ・ファーンリー(イギリス)と対戦する。ファーンリーは2回戦で、前日に行われたエミリオ・ナバ(アメリカ)を6-4 6-3で下して勝ち上がった。
テニスマガジン編集部