【プロレス大賞】ノア・清宮海斗 3度目の敢闘賞に「めちゃくちゃ悔しい…MVPを取らなきゃ」
ノアのGHCヘビー級王者・清宮海斗(28)が、今年で51回目を迎えた「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」で、5年ぶり3度目の敢闘賞に選ばれた。 【写真】ついでにOZAWAへの怒りも傘にぶつける清宮 MVP、殊勲賞で名前が挙がったが票を集めきれず、敢闘賞では5選手がノミネートされる激戦に。スターダムのIWGP女子王者・岩谷麻優との決選投票を1票差で制しての受賞となった。 東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた清宮は開口一番「めちゃくちゃ悔しい。プロレス界の頂点をノアが目指している中で、団体トップとしてMVPを取らなきゃいけなかったです」と唇をかみ締めた。 5月に獲得したGHC王座はここまで7度の防衛に成功。選考委員からは新日本プロレス1・4東京ドームや「ALL TOGETHER」など他団体マットでの活躍も評価された。 一方で、2011年度からMVPを独占する新日本勢の牙城を崩すことができなかったのは事実。「新日本のMVP、周りからの評価を変えるために1年やってきた。そういう部分で悔しい。全力でやってきたから敢闘賞で評価されたことはうれしいんですけど、このままじゃいけない気持ちはありますね」 V8戦(来年1月1日、東京・日本武道館)では〝暴露系プロレスラー〟OZAWA(28)を迎え撃つ。「来年はもっと世間に清宮海斗を広める戦いにしていく」。目標とするMVP取りへ新たな戦いがスタートする。
小坂健一郎