北国銀16店舗が休業 地震被災、再開めど立たず
金沢市に本店を置く北国銀行は3日、能登半島地震で被災した輪島支店(石川県輪島市)など16店舗を休業すると発表した。新年の営業を4日から始める予定だったが、危険な状況で近づけない、断水が起きているなどの理由で困難と判断した。営業再開のめどは立っていない。うち七尾支店(同県七尾市)など11店舗はATMは利用できるという。 北陸銀行(富山市)は、能登半島にある2支店を当面休業すると発表した。富山銀行(富山県高岡市)は店内の天井が落ちたため、同県南砺市の1店舗を臨時休業する。 富山第一銀行(富山市)は一部の店舗に天井崩落の危険があるとして、近隣の店舗で営業する。