日本好きラトビア人が感動した「日本人の時間感覚」。ただし“サービス残業”だけは例外!
このように、日本の電車の時間厳守は、技術や運営の面だけでなく、文化的背景に根差した特別な意味を持っています。ほかの国でも効率的なシステムを導入することは可能ですが、そこに込められた「時間に対する価値観」や「他者への配慮」の精神までは簡単には模倣できないのかもしれません。
日本の日常に息づく「時間を大切にする文化」
日本の電車が時間通りに運行するのは、単に効率的なシステムや厳格な運営によるものではなく、「時間を守る」という文化が深く根付いているからだと思います。 この文化は電車だけでなく、日常生活のあらゆる場面に表れています。日本人にとって、時間を守ることは相手の時間を尊重し、信頼を築くための大切な要素なのです。 例えば、旅館での食事サービス。
予約した時間に合わせて料理が完璧なタイミングで提供されることはよく知られています。夕食が始まる時間に、温かい料理は熱々のまま、冷たい料理は冷たい状態で提供されます。 その背後には、お客様の時間を無駄にせず、最高の状態で料理を楽しんでもらいたいという気配りがあります。こうした細やかなサービスは、日本の「時間を大切にする」文化の一例です。 ハンバーガー屋で『ただいまポテトを揚げてるのでお時間頂戴します。申し訳ございません』と言われる時あるけど、申し訳なくありません!むしろ揚げたて食べれて幸せ!数分の待ち時間でイライラするより『古いやつより揚げたてポテト食える!ラッキーやでこれ!』って思う方が確実にハッピーな人生。 ― アルトゥル📛日本推しラトビア人 July 9, 2024 初めて日本を訪れたのは、ちょうど名古屋で桜の満開が過ぎた頃だったので、日本人の友人にお花見に誘ってもらいました。 まだまだ日本の習慣の知識が少ないラトビア人が早速ジャパニーズ時間厳守講習を受けました。 5分も予定より早く辿り着くやんと思いながら集合場所へ行くと、「遅れちゃってすいませーん! お待たせー!よし、全員集まってるよね、飲もうっ!!!」と私を連れてきてくれた友人が言ってる。