「野心的なオファー」 PSGがアーセナルのフランス代表DFの獲得に向けて巨額の資金を確保!?「状況を再考することに…」
パリ・サンジェルマン(PSG)が、アーセナルのフランス代表DFウィリアン・サリバの獲得を計画しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』が、現地時間2日に報じている。サリバは、2027年6月30日まで契約を残しているものの、今後の動向に関心が集まっている。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング 23歳のサリバは、昨シーズンの公式戦で50試合に出場し、フル稼働。今季もプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の全てでピッチに立っている。ここ数年で世界的なDFへと成長した同選手には、レアル・マドリードが興味を示していると伝えられており、プレミアリーグ第2節のアストン・ビラ戦では、マドリーのスカウトが視察に訪れていたと報じられている。一方で、母国のビッグクラブもサリバの獲得を画策しているようだ。 同メディアは「彼のパフォーマンスはヨーロッパでも注目されており、PSGはすでに、サリバの獲得に向けて1億ユーロ(約160億円)という野心的なオファーを準備している」と報じたうえで「PSGがサリバに興味を持ったのは偶然ではない。パリのクラブは若くて質の高い人材を擁してDFラインを刷新する必要があり、フランス代表DFはそれらの要件をすべて満たしている」と記した。 続けて「PSGが提示する見込みの1億ユーロ(約160億円)というオファーに、アーセナルは今後数カ月のうちに状況を再考することになるかもしれない」とアーセナルは売却する意向がないものの、PSGからの巨額な移籍金が、考えを変える可能性があると指摘した。23歳ながら完成度の高いDFの今後の動向に注目が集まっている。
フットボールチャンネル編集部