広島ドラフト1位・佐々木泰、目指すは鉄人 金本知憲さんの背番号「10」に「期待に応えられるように頑張りたい」
広島は17日、広島市中区のホテルで育成3人を含む新人8選手の新入団選手発表会見を行った。県岐阜商出身のドラフト1位・佐々木泰内野手(21)=青学大=は背番号10のユニホームに袖を通し、金本知憲さん(56)のような鉄人化を自らに課した。 「金本さんが広島のときに10番をつけてすごい活躍をされていた。その番号を自分に任せてくださった。期待に応えられるように頑張りたい」 佐々木がイメージした10番の「金本さん」は連続フルイニング出場などいくつも記録を残した「鉄人」。阪神では6番をつけ、監督も務めた。 頑健であることの大切さは、プロ入り直前に痛感した。11月の明治神宮大会で左肩を脱臼。現在はリハビリを続けて経過観察している。それまでは大きなけががなく、体の強さを売りにしていたが、三塁守備で打球に飛びついた際、まさかの負傷に見舞われた。 10番を受け継いだことで、改めて「プロの舞台で年間を通して戦い抜ける体をもう一回、一からつくれれば」と意識。強い体づくりを肝に銘じた。
中日スポーツ