河村勇輝、NBAデビューなるか 2戦連続ベンチ入りも前半は出場なし チームは6点リード
「NBA、ロケッツ-グリズリーズ」(25日、ヒューストン) グリズリーズの河村勇輝(23)が開幕戦に続いてベンチ入りを果たしたが、前半を終了時点では出場はならなかった。試合は前半終了時点で65-59でグリズリーズがリードしている。ベンチ入り選手では河村だけ出場がない。出場すれば田臥勇太(現宇都宮)、渡辺雄太(現千葉J)、八村塁(現レイカーズ)に続く日本人4人目となるNBAデビュー。Bリーグ出身選手としては初となる。 今夏のパリ五輪日本代表の河村は、シーズン開幕前のキャンプに参加できるエグジビット10契約を結び当初は長期的視野で最高峰デビューを目指していたが、オープン戦で途中出場ながら全5試合に出場し、多彩なアシストなどで好アピール。平均プレー時間は15・2分で3・4得点、4・2アシストの数字を残し、NBAの公式Xが河村のアシスト動画を取り上げた。これが実を結び、下部Gリーグのチームに所属しながらNBAの試合に一定数プレーできるツーウエー契約に移行した。今季のロスターにも名を連ね、NBAデビューが近づいていた。 開幕戦だった23日のジャズ戦はベンチ入りも出番がなかった。