綱獲り豊昇龍「いい感じで稽古できているので、あとは…」 出稽古で平戸海と23番で19勝
大相撲の大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が8日、東京都足立区の境川部屋に出向いて前頭5枚目・平戸海(24=境川部屋)と23番取った。 19勝4敗と圧勝した。「いい感じで稽古できているので、あとは本場所でやるだけ」。もろ差しになって残す場面もあり、「平戸海は馬力あるし、立ち合いも強いので、そっちの方は、ちょっと意識しながらやった」と語った。 この日の出稽古では「何よりケガがないように集中してやった」。体重は理想通りという150キロ。「先場所も147、8キロぐらいあった。だいぶこの体に慣れてきた」とうなずいた。 23年秋場所で大関に昇進。先場所は優勝こそ逃したが13勝を挙げ、初場所(12日初日、東京・両国国技館)の成績次第では横綱昇進の可能性がある。「場所前だからガチガチとかならないように。いつも通りなので今場所だけ特別にしてしているわけじゃない。いつも通りの場所にして、1日1番大事にして相撲を取っていけばいいかなと思う」と力を込めた。