自然派ワイン880円均一! クールな街・下北沢の夜をジャンルレスに楽しめる新感覚ビストロ
桑原さんの「私が恋した自然派ワイン」
桑原さんが恋したワインは、ルーミートと合わせたロゼワイン。 「イタリアのカラブリア州で造られたロゼワインです。10年前、自然派ワインはまだ未熟なものも多く、今ほど市民権がなく、私自身も懐疑的でした。しかし、こちらのワインを飲んでそんなイメージが吹き飛びました。何と言っても、しびれるほどきれいに造られていて、飲んだ瞬間においしいと感じました。ロゼワインの概念も変わりましたね。
味わいは、最初に木苺のようなチャーミングさがありますが、飲んでいくとスパイシー感やタンニンもあって満足度の高いロゼワインです。自然派やロゼにいいイメージがない人こそ飲んでほしいと思います」
バックストーリーのある自然派ワインをラインアップ
mesoでは、自然派ワインを中心にボトルワイン50種類(6,000~100,000円)、グラスワイン20種類が用意されている。特にグラスワインはどんな価格帯のものも880円均一で楽しめるため、値段を気にせず選ぶことができる。銘柄によって、40ml、60ml、80mlと3つの量に分けられていて、気に入ったものは追加で量を倍に増やすこともできる。ワイン自体は、イタリアを中心に世界のワインが揃っていて、バックストーリーのあるユニークなワインが豊富。メニューにはワインについて詳しく書いてあるので、自由に選んで自分なりのマリアージュを見つけるのも楽しみ方の1つとなっている。
シェフズテーブルの世界をカウンターで堪能
mesoでは原島シェフの斬新でモダンな料理と個性的な自然派ワインを均一価格で楽しむことができる。もう1つの楽しみは、カウンターの奥にある料理人たちのエネルギー。原島シェフは次世代の料理人を育むため、若き市川さんと佐藤さんにその技を教えている。その様子を見ながら料理を待っている時間も楽しい。カウンターにはライトがつけられ、シェフズテーブルのようになっているのもワクワク感がある。
また、ディナーメニューは前菜や肉料理だけでなく、リエットやテリーヌ、野菜マリネなどのワインと一緒に食べたい一品も豊富に用意されている。帰りが遅くなった夜に一人でふらりと訪れてワインとアテをつまむのもおすすめ。どんなときにも多様性のある使い方ができる一軒だ。