昼食は「400円」の社食と弁当持参を週半分ずつです。毎日「弁当持参」したら1ヶ月いくら節約になりますか?
節約は毎日の小さな積み重ねから始まります。昼食を社員食堂から弁当持参に完全に切り替えた場合、1ヶ月あたりどれくらい節約できるのかと考えている方もいらっしゃるでしょう。 この記事では、400円の社員食堂を利用する日と、弁当を持参する日を1ヶ月のうち半分ずつに分けているケースを例として取り上げています。 すべて弁当持参に切り替えた場合の1ヶ月あたりの昼食の費用を具体的に計算し、その経済的なメリットを詳しく分析します。普段社員食堂を利用していて節約したいと考えている方は、参考にしてみてください。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
月の半分は社員食堂を利用、半分を弁当持参した場合の1ヶ月の昼食代
多くの会社では、社員食堂が比較的安価な選択肢として提供されていますが、自宅から弁当を持参した場合さらに節約できる可能性があります。 株式会社ニチレイフーズが行ったお弁当に関する調査によると、弁当1食あたりにかかる費用は全国平均で231.5円という結果が出ています。1ヶ月のうち、20日間を出勤して10日間の昼食は社員食堂を利用し、残りの10日間の昼食は弁当を持参したと仮定して昼食代を計算します。 今回は社員食堂の1回あたりの食費を400円、前述の弁当1食の費用を用いて231.5円としています。 社員食堂でかかる昼食の食費が10日間で4000円、弁当を持参したときの10日間の費用が約2315円で、合わせると約6315円です。1年に換算すると、約7万5780円となります。
1ヶ月間毎日弁当を持参した場合の昼食代
前述の弁当1食あたりの費用を231.5円として、1ヶ月間毎日弁当を持参した場合の昼食にかかる費用を計算します。1ヶ月のうち、20日間出勤して毎日弁当を持参したと仮定すると約4630円かかることが分かります。1年に換算すると、約5万5560円となります。 月の半分の昼食は社員食堂を利用し、半分は弁当を持参した場合の費用との比較を表1にまとめました。 表1
※筆者作成 表1から毎日弁当を持参した場合1ヶ月で約1500円、1年で約2万220円の差があることが分かります。このことから毎日弁当を持参することで、食費を節約できるといえるでしょう。社員食堂の1回あたりの食費は会社ごとに異なり、食品の価格変動もありますので、参考程度にしてください。