ロシア国民の多数が支持する「非ナチ化のためのウクライナ侵攻」というプーチンのロジック
TPYXA_ILLUSTRATION/Shutterstock.com
2月24日にウラジーミル・プーチン大統領はウクライナでの「特別軍事作戦」を発表し、その目的としてウクライナの「非ナチ化」や非軍事化などを挙げた。 侵攻を正当化するロジックとして「非ナチ化」を持ち出した理由は何か。結論を先取りすれば、それはロシアの歴史認識と関係している。そこで、プーチン大統領の過去の発言などを確認することで、その意味するところを読み解きたい。 まず、ロシアの歴史認識を確認しよう。
本文:7,065文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
西山美久