同志社150年、戦争時代の教訓を探るシンポジウム12/20
同志社大学良心学研究センターは、2024年12月20日に「戦争と同志社―キリスト教主義学校の苦悩と教訓―」と題した公開シンポジウムを開催する。これは、同志社創立150周年を記念した連続シンポジウム「同志社150年の歴史から展望する未来への挑戦」の第4回で、戦時下の同志社(1930~1945年)に焦点をあてる。会場は同志社大学今出川キャンパス良心館1階RY103教室およびZoomウェビナーで、参加費は無料。 【画像】同志社大学良心学研究センター
同志社は2025年に創立150周年を迎える。これを機に、同志社の歴史を日本や世界の近現代史と照らしあわせながら振り返り、未来への教訓を見出すことを目的としている。特に、戦時下におけるキリスト教主義学校としての同志社の苦悩と教訓に注目し、歴史的な出来事だけでなく、その時代の精神にも焦点をあてる。適切な歴史認識は未来を展望する力を与えるとし、歴史を振り返る意義についても考察する。
シンポジウムでは、同志社大学学長であり良心学研究センター長の小原克博氏が講師を務める。講演後には、司会者の中村信博氏(同志社女子大学特別任用教授)と、コメンテーターの柿本昭人氏(同志社大学副学長)および穐山洋子氏(同志社大学EUキャンパス支援室長)を交えたパネルディスカッションが行われる。さらに、参加者との質疑応答の時間も設けられる予定だ。
このシンポジウムは、同志社の歴史を通じて、戦時下におけるキリスト教主義学校の苦悩と教訓を考察し、現在および未来への教訓を抽出することを目指している。参加希望者は、会場参加の場合は事前申込不要だが、オンライン参加の場合は12月16日までに事前申込が必要である。
◆シンポジウム「戦争と同志社―キリスト教主義学校の苦悩と教訓―」 日時:2024年12月20日(金)17:00~19:00 会場:同志社大学 今出川キャンパス 良心館1階RY103教室 および Zoomウェビナー 対象:教育関係者、保護者、学生 募集人数:未定 申込締切:オンライン参加は12月16日(月) 参加費:無料 申込方法:オンライン参加はWebサイトより事前申込が必要
リセマム 佐藤愛