大阪活力グランプリに「大阪の建設現場の皆さま」 さくらインターネットも受賞
大阪の経済活性化に貢献した個人や団体を表彰する「大阪活力グランプリ2024」(大阪商工会議所主催)の受賞者が17日発表され、グランプリに2025年大阪・関西万博の会場建設などに携わる関係者全員(「大阪の建設現場の皆さま」)が選ばれた。「未来デザイン・チャレンジ賞」には国が省庁や自治体向けに整備する「ガバメントクラウド」の提供事業者に選定されたさくらインターネット(大阪市北区)が選出された。 「大阪の建設現場の皆さま」は、万博のシンボル「大屋根リング」や100年に1度といわれる大阪・梅田の大規模再開発など、大阪の新たなランドマークの誕生、都市の発展を支えたことが評価された。 さくらインターネットは、長らく外資系大手ばかりだったガバメントクラウドの提供事業者に国内企業として初めて選定されたことに加え、生成人工知能(AI)向けクラウドサービスの開発など、未来志向のチャレンジが評価された。 表彰式で大阪建設業協会の錢高久善会長は「大阪府の建設業の仲間24万人を代表して受賞したと考えている。大阪経済のさらなる発展に貢献したい」と話した。(桑島浩任)