33号HRの大谷翔平 20打席ぶりヒットも「正直、状態はあんまりよくないかな」
◇MLB アスレチックス6-5ドジャース(日本時間3日、オークランド・コロシアム) 【画像】33号を放ったドジャースの大谷翔平選手 ドジャースの大谷翔平選手は「1番・指名打者」でスタメン出場。4試合ぶりの33号ホームランを放ちました。 今季初の3試合連続ノーヒット中の大谷選手は、初回の第1打席、センターフライに打ち取られます。その後も第3打席まで快音は聞かれず、先月28日の第5打席から18打席連続ノーヒットが続きます。 4点を追いかける7回には、2アウト満塁のチャンスで打席を迎えます。しかし、アスレチックス3番手・アダムス投手のスライダーを引っかけファーストゴロに倒れ19打席ノーヒット。 それでも4点ビハインドの9回、2アウト1、2塁のチャンスで第5打席がまわると、3球目の約150キロのストレートを打ち返すと、速度約187キロの打球がライトスタンドへ。20打席ぶりのヒットとなる33号ホームランを放ちました。 これで大谷選手の今季成績は、打率.308、33本塁打、79打点、28盗塁となりました。 試合後、「正直、状態はあんまり自分の中でもよくないかな」と語った大谷選手。「うしろになんとか回しながらとは思っていたので、結果的にいい結果でしたけど、その前の4打席がもう少しなんとかできたのかなとは思います」とチャンスでの凡退を悔やみました。 また、チームは敗れナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスとのゲーム差を「4」につめられました。大谷選手も「まあ、歯がゆいみたいな感じじゃないかなとは思う。なかなか最近勝てないところがチームとしてフラストレーションがたまっていっているのかなと思います」とチームの現状についてコメントしました。