市内70団体の獅子舞が一堂に集う 長野市で初の「フェス」
今回、フェスティバルに参加しなかった市内石渡(いしわた)地区の石渡神楽保存会によると、毎月第2、第4土曜日の夜に公民館で大人と子どもが一緒に練習を続けており、大きな祭りの前には特別な稽古もあります。 現在大人20人、子ども10人の態勢で、子どもは小学2年生から中学生まで。子どもの参加が少ない年もあるほか、高校受験などで中断する場合もあります。保存会の高山三良(みよし)会長は「皆で努力して保存・継承を続けてきました。この努力を続けていかないと、いったん途絶えたら復活は難しい」と、地域の地道な取り組みが将来展望への鍵になるとしています。
---------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説