高校生が日本酒造り、度数5%の甘口…当初「飲めんがになんで造るんか」と困惑も「早く味見したい」
浜元克吉校長は「生徒にとって思い出以上の財産が残ったはず。地域産業の仕組みを学ぶ機会にもなった」と評価した。
完成した酒は500ミリ・リットル入り228本で、うち180本は市内の酒販店4店で、税込み1430円で販売を始めた。このほか、数量限定で市のふるさと納税返礼品にも追加した。
坂本さんは「材料も含めてオール魚津にこだわり、満足のいく酒ができた。普段の仕事では接しない人にアイデアをもらえたことは新鮮な経験だった」と話していた。