<センバツ2021>第93回選抜高校野球 感染対策尽くし練習 着替えも屋外で 市和歌山 /和歌山
<センバツ2021> センバツに向けてレベルアップに取り組む市和歌山の選手たちは、練習の大部分でマスクを着けている。新型コロナウイルスの感染対策のためで、半田真一監督は「グラウンド外でもマスク着用や消毒の徹底を習慣づけようとしている。手段を尽くし、予防を図りたい」と話す。 守備練習や走り込みなど激しいメニューではマスクを外すが、打撃練習全般やウオーミングアップ・クールダウン時のランニングやストレッチでは、できる限り着用するようにしているという。部室の入り口には消毒液があり、選手たちは手指消毒をして部室に出入りする。以前は部室でしていた着替えも、密を避けるため屋外のベンチで行っている。 マスクを着けた練習について、杉本明弘選手(2年)は「最初は息苦しかったけど、今はもう慣れた。コロナに感染し、試合ができなくなるのが一番嫌なこと。外での着替えも寒いけど、感染予防でできることはチームみんなで取り組んでいる」と話した。【橋本陵汰】