この車はRV車? 「SUV車」の違いや「RV車」の「新車購入費用・燃費性能」をご紹介
RV車とSUV車は似ている印象を受けますが、どのような違いがあるのか気になる方もいるでしょう。実は、RVもSUVも言葉の意味に定義はなく、SUV車はRV車の一種といわれているようです。 そこで今回は、RV車とSUV車の違いや人気RV車の新車購入価格、燃費性能について解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
RV車とSUV車の違いとは
RV車とは「Recreational Vehicle(レクリエーショナル・ビークル)」の略称で、アウトドアやレジャーなど、休暇を楽しむための車とされています。アメリカでは、従来、キャンピングカーに該当する車を指していたようです。人も荷物もたくさん載せられるように、広い車内空間が特徴といえるでしょう。 一方で、SUV車とは「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略称で、普段使いからレジャーまで、さまざまな要素で使用できる「多目的スポーツ車」といったイメージがあります。一般的な車よりも大きなタイヤを装着していたり、車高が高くなっていたりして、オフロード走行にも強い点が特徴です。 RV車にもSUV車にも言葉自体の定義はなく、車メーカーのブランディングによって分類されるようです。
RV車のメリット
RV車のメリットは、以下のものが挙げられます。 ●車内空間が広い ●アウトドアを意識したワイルドな見た目 ●悪路走破性が高い RV車は、アウトドアやレジャーに適した車のため、車自体が大きく車内も広々としているものが多いようです。荷物をたくさん積んでも、複数人乗せることができ、ワイルドな見た目に惹かれる人も少なくないでしょう。 大きなタイヤを装着し、力強い走りで、砂利の河原やスキー場の雪道などでも安心感のある走りが期待できるといわれています。また、車高が高い車も多く、運転席からの視界が広くなり運転しやすいといわれています。
RV車のデメリット
RV車のデメリットは、以下のものが挙げられます。 ●ボディが大きいため小回りが効かない ●立体駐車場に入らない可能性がある ●ボディやエンジンが大きく、燃費が悪くなる ●車両重量が重くなり、重量税が高い傾向にある RV車は、車高が高く運転しやすいものの、ボディが大きいものが多く、小回りが効かずハンドルの取り回しに苦労する可能性があります。また、車高が高いことで、立体駐車場によっては高さ制限で入れないところもあるでしょう。 さらに、大きな車は車両重量が重くなり、どうして燃費が悪い傾向にあり、重量税も高い傾向にあります。 ただし、近年はRVのハイブリッド車も開発され、燃費の悪さは軽減される可能性があります。