香港競馬に現れた“新怪物”の蘇る衝撃 追ったのは200mだけ…前哨戦圧勝で「勝ちっぷり見もの」
8日に行われる香港国際競走
海外競馬の香港国際競走が8日に同地のシャティン競馬場で行われる。4つのG1レースが行われ、多数の日本馬も出走を予定。その中で国際的注目を集めているのが、G1香港スプリント(芝1200メートル)に出走する香港の“新怪物”との呼び声高いカーインライジング(騙4・Dヘイズ、父シャムエクスプレス)だ。前哨戦をほぼ馬なりでレコード勝ち。衝撃のレースにネット上ではさまざまな声が上がっている。 【動画】「バケモンすぎ」 香港の新怪物が圧勝した前哨戦のレース映像 世界のホースマンに衝撃が走った。香港国際競走の前哨戦として11月17日に行われたG2ジョッキークラブスプリント(芝1200メートル、12頭立て)。単勝1.1倍で圧倒的人気だったカーインライジングは好スタートから3番手につけた。抜群の手応えで最終コーナーを回ると、鞍上のザカリー・パートン騎手が残り300メートルでゴーサイン。あっという間に先頭に立って後続との差を広げた。残り100メートルでは流し始める余裕でゴール。追われたのは実質1ハロン(200メートル)ながら2着馬に3馬身1/4の“大差”をつける楽勝だった。 勝ちタイムの1分7秒43は、17年前にセイクリッドキングダムがマークした1分7秒50を塗り替える驚異的なレコード。香港の短距離・マイル界を牽引してきたG1・3勝馬のカリフォルニアスパングルには斤量2キロ差があるとはいえ、6馬身半差をつけた。 香港スプリントでも圧倒的な1番人気が予想される中、日本からはG1スプリンターズSで1、2着のルガル、トウシンマカオ、さらに同レース1番人気だったサトノレーヴの3頭が出走するが、ネット上の日本人ファンは早くも戦々恐々。「ありえんくらいの1強」「バケモンすぎて草」「日本馬を応援したいけど、カーインライジングの勝ちっぷりが見もの」「頭はカーインライジングで確定してるからなあ」「なんで香港にはこんな化け物ばかり…」といった声が上がっている。 香港国際競走が他に香港ヴァーズ(芝2400メートル)、香港マイル(芝1600メートル)、香港カップ(芝2000メートル)といったG1レースが行われる。
THE ANSWER編集部