アストン・ヴィラFWディアビにアル・イテハド移籍の可能性浮上 既に個人合意と報道
23-24シーズンはプレミアリーグ38試合に出場し、6ゴール8アシスト
サウジアラビアは今夏の移籍市場でもスター選手の獲得に尽力している。 『Sportitalia』のジャンルイジ・ロンガリ氏によると、サウジアラビアのアル・イテハドは今夏、アストン・ヴィラに所属するFWムサ・ディアビの獲得を目指しているという。既に個人合意には達しており、残すはクラブ間での移籍金についての話し合いのみとなっているようだ。 現在25歳のディアビは爆発的なスピードを武器とする左利きの右ウインガー。パリ・サンジェルマンの下部組織出身の同選手は、17-18シーズン終盤にレンタル先のクロトーネでプロデビュー。2019年夏にはレヴァークーゼンへと完全移籍を果たしており、同クラブでは公式戦通算172試合に出場し、49ゴールを挙げる活躍を見せていた。 そんなディアビだが、2023年7月に移籍金4000万ユーロ+ボーナスでアストン・ヴィラに完全移籍。迎えた23-24シーズンはプレミアリーグ38試合に出場し、6ゴール8アシストと主力として活躍した。 2028年の夏まで契約を残し、今後もクラブの中心として活躍が期待されたディアビだが、今夏の移籍市場でクラブを離れる可能性が浮上。同氏によると、アル・イテハドはアストン・ヴィラに対して6000万ポンドの移籍金を支払う準備があり、ディアビに対しては破格の年俸を支払う予定だという。 プレミアリーグでもその実力を十分に発揮していたディアビだが、僅か1年で英国を去るのだろうか。今後の動向から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部