【プレビュー】オリックス・森友哉が量産体制、首位・ソフトバンクは4位・楽天と対戦、ほか | パ・リーグ | プロ野球
8月10日~12日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。
北海道日本ハムファイターズ vs 埼玉西武ライオンズ
3位の日本ハムと最下位の西武が対戦。 後半戦に入り7勝3敗2分の日本ハムは、現在3連勝中と好調。2位のロッテを1ゲーム差で追う。注目は清宮幸太郎だ。楽天とのカードでは3試合連続で先制打を放つなど、12打数6安打、1本塁打、4打点と打ちまくった。この試合でも勝負を決める一打に期待がかかる。 一方の西武は、後半戦に入り2勝9敗1分と苦しい状況から抜け出せず、勝率は3割を下回ってしまった。浮上のきっかけを掴みたいチームで期待がかかるのは、今季途中でソフトバンクから移籍してきた野村大樹だ。8月は打率.238ながら、既に2本塁打を放つなど長打力を発揮。早稲田実業の先輩・清宮との競演は、多くのファンが楽しみにしている。
福岡ソフトバンクホークス vs 東北楽天ゴールデンイーグルス
首位のソフトバンクと、4位の楽天が対戦。 6カード連続勝ち越し中で、優勝マジック34のソフトバンク。先発の有原航平は、ここまで17試合で10勝4敗、防御率2.15という成績。勝ち星はリーグトップ、防御率は同3位の好成績だ。この調子で勝ち星を伸ばしていけば、自身2度目の最多勝も見えてくる。 前カードで痛い3連敗を喫した楽天は、ドラフト1位ルーキーの古謝樹が先発。ここまで7試合で3勝4敗、防御率3.32、全試合で6回以上を投げるなど、抜群の安定感を誇っている。ソフトバンク戦では2試合で2勝を挙げるなど、強力打線相手に一歩も引かない投球を見せている。
千葉ロッテマリーンズ vs オリックス・バファローズ
2位のロッテと5位のオリックスが対戦。 逆転優勝へ向けてなんとしても勝ち越したいロッテ。注目は7月度月間MVPに輝いた髙部瑛斗。7月は21試合で打率.405(74打数30安打)、1本塁打、11打点と打ちまくった。8月に入って3試合で10打数1安打と苦しんでいるが、調子を取り戻してまたチームの勝利に貢献したい。 3連勝で4位の楽天を視界に捉えているオリックス。現在9試合連続安打中の森は、その間打率.379(29打数11安打)、4本塁打、9打点と打ちまくっている。量産体制に入った森の一発で、上位浮上へ向けて連勝を伸ばしたい。