【セイコーほか】10万円台&20万円台で狙う、至高の機械式3針時計セレクション
クロノグラフやダイバーズウオッチ、複雑機構搭載モデルなど、世の中には様々な高級腕時計が存在する。そのなかでも、余分な機能がなく、腕時計本来の役割のみを果たすシンプルな3針時計は比較的価格が低く、高級時計のエントリーモデルにもおすすめだ。 【画像】10万円台&20万円台でセレクト!大人の至高の3針ウオッチを一気見せ 数多くの時計に触れてきたコレクターや愛好家が最後にたどり着くのも、シンプルな3針時計だという声もよく聞く。無駄を取り省いた美しい文字盤デザインが味わえるのも大きな醍醐味だろう。 この記事では、そんな“高級時計の入門モデル”とも言うべき10万円~20万円台の機械式3針ウオッチを紹介。ぜひ時計選びの参考にしてほしい。
【大人の至高の3針時計<10万円台>】 Excelsior Park(エクセルシオパーク) /EP 884-SI
革新的な機械式クロノグラフのパイオニアとして名を馳せ、1922年には32種類ものクロノグラフムーヴメントを開発するなど、ムーヴメントメーカーとしても名高いスイス時計ブランド、エクセルシオパーク。休眠期間を経て、復活後は手が届く価格で良質な腕時計を多く発表している。 本作“EP 884-SI”は、ポリッシュとブラッシュ加工が施されたケースでエレガントなルックスだ。厚みわずか9.45mmという手巻きムーヴメント“ランデロン21”を搭載しており、シースルーのケースバックからその精巧な動きを鑑賞できる。 文字盤は、アイボリーエナメル・ブラックエナメル・シルバーなど、バラエティ豊かな5タイプが展開されており、いずれもデザイン性と視認性を兼ね備えた仕上がり。価格は5モデルとも15万9500円となっている。
【大人の至高の3針時計<20万円台>】 KING SEIKO(キングセイコー)/KSK キャリバー6R51モデル
1965年に誕生した2代目キングセイコー“KSK”のデザインを受け継いだ、現行モデルで最小の36.1mmケースが特徴的な新作(9月7日発売)。鏡面とヘアラインに磨き分けることで、コンパクトながらも“KSK”シリーズの特徴であるシャープな印象に仕上げられている。 50年代にアメリカ東海岸で発祥し、60年代には日本でも独自の発展を遂げたアイビールックをイメージしたカラーを文字盤に採用。上画像のバーガンディのほかにも、アイビールックを象徴するアイビーグリーン、サックスブルーの計3色がラインナップされている。 ブレスレットにはダブルレバー式の簡易着脱レバーを採用しているため、レザーベルトへの交換も容易に可能。別売りのレザーベルトと合わせてより幅広いコーディネイトを楽しめる。ムーヴメントには自動巻きキャリバー“6R51”を搭載している。
文◎Watch LIFE NEWS編集部