「数少ないポジティブな話題」 最終ラインに怪我人続出のシティ。ペップは2試合連続フル出場のシンプソン・ピュゼーを称賛
次節トッテナム戦でも起用されるのだろうか
公式戦3連敗中のマンチェスター・シティはプレミアリーグ第11節でブライトンと対戦。アーリング・ハーランドのゴールで先制に成功するも、スポルティングCP戦に続いてリードを守れず、1-2で逆転負けを喫することに。 [動画]最終ラインに怪我人続出のシティ。19歳ジャフマイ・シンプソン・ピュゼーを起用し打開図る 近年のシティは攻撃だけでなく、堅守もチームの武器であったが、今季はそれが失われている。それもそのはずで、最終ラインに怪我人が続出しており、ここ2試合では若手のジャフマイ・シンプソン・ピュゼーを起用せざるを得ない状況となっているのだ。 ルベン・ディアス、ジョン・ストーンズは引き続きベンチ外となっており、マヌエル・アカンジ、ネイサン・アケはベンチ入りしたものの、起用できる状態ではなかったと、『Manchester Evening News』にてペップ・グアルディオラ監督がコメントしている。 また、ペップはスポルティング戦に続いてフル出場を飾ったシンプソン・ピュゼーのパフォーマンスに称賛を送っている。 「シンプソン・ピュゼーは本当に良いプレーをした。落ち着きがあって、デュエルもうまくいき、すべてが良かった」 「彼にとって(この試合は)簡単なことではない。通常、若い選手はロドリやカイル(・ウォーカー)たちのサポートを受けて出場する」 「今は彼にとって難しいポジションでプレイしているが、パフォーマンスは信じられないものだ。今後数年間、我々を助けてくれるだろう。本当に嬉しい。悪い状況の中で、数少ないポジティブな話題だ」 ブライトン戦での前半は浮足立つプレイが目立ったものの、後半は落ち着きを取り戻したのか、最終ラインから何度も縦パスを差し込んでおり、ディアスら負傷組の復帰が間に合わなければ、次節トッテナム戦でも出番を与えられることになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部