スバル軽EV「プラグインステラ」を法人・自治体限定472.5万円で発売 !…25年前に【今日は何の日?6月4日】
●同時期に開発された三菱「i-MiEV」は量産化を開始
一方で、三菱自動車の電気自動車「i-MiEV (アイミーブ) 」は、プラグインステラと同じ2009年に法人・自治体向け販売を開始し、2010年からは量産車初のEVとして、一般ユーザー向けに販売を開始した。 ベースとなったのは、ユニークなMRレイアウトの軽自動車「i(アイ)」で、ミッドシップにモーターを搭載、リチウムイオン電池は床下に搭載。容量16kWhのリチウムイオン電池を搭載し、最高出力は47kW、満充電時の航続距離は160km(10-15モード)、販売価格は459.9万円だった。 i-MiEVは、プラグインステラに比べると電池容量1.8倍、航続距離は1.6倍だが、それでも航続距離が短く価格が高いというユーザーの不満の声があった。EVの先駆車として大きな功績を残したi-MiEVは、一定のユーザーを獲得したが、2021年3月に累計販売台数約2万3700台で販売を終えた。 ■コンセプトモデルによる参考動画「日本EV最前線 SUBARU Plug-in STELLA Concept【StartYourEnginesX】 」 https://youtu.be/t5CvzL-O7d0?si=x5n3_KWgKoLwpmOG ・・・・・・・ 2010年当時、軽EVの市販化は時期尚早と判断したスバルと、先陣を切って量産化に踏み出した三菱。対照的な判断だが、スバルは2022年に登場したSUVのEV「ソルテラ」、三菱は同年に復活した軽EV「ekクロス」に、当時の得られた成果が大きく貢献しているのは確かだ。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
竹村 純