125期ルーキーが同期連係を決断 前検日には別線示唆も「せっかく並べそうなら」/ミッドナイト競輪
佐世保競輪場のミッドナイト「オッズパーク毎日山分け杯(FII)」は15日、最終日を迎える。8RのA級チャレンジ決勝に出走する岩井芯(19歳・岐阜=125期)と志田愛希飛(22歳・富山=125期)に話を聞いた。 チャレンジ戦はV候補の中心と目されていた125期勢3人が順当に決勝進出。中部勢の岩井芯と志田愛希飛は危なげなく連勝で勝ち上がった。“BIGになりたい男 BIGMAN”の藤井優希は「先行で!」と高らかに宣言したが、中部コンビはコメントを出すまでに時間を要した。前検日に“2人で決勝に乗ったら?”の質問に「別線でしょうね」と話していただけに意外だった。 「せっかく並べそうなら並びたいと思います」 別線のコメントも気にしながら、最終的には年上の志田が前で岩井が後ろで、2人が並ぶことになった。 「僕の方がトップスピードがあるし、自分が前の方が出やすいだろうってことで」と志田が話すと、岩井も「はい」と納得した様子で「人の後ろは初めてです」と気を引き締めた。これまで優勝は1回ずつ。同期タッグから、どちらが2回目の優勝を奪うのか興味深い。(netkeirin特派員)