前回五輪では手が届かなかったメダルをついに獲得。松山が悲願を達成した。(C) Getty Images

　悲願のメダル獲得だ。 　現地８月４日、パリ五輪男子ゴルフの最終ラウンドがル・ナショナルゴルフクラブにて行なわれ、2021年東京五輪に続いて２大会連続出場の松山英樹は、首位と３打差の４位から出ると、６バーディ、ノーボギーの「65」をマーク。トータル17アンダーの単独３位で見事銅メダルを獲得し、表彰台で満面の笑みを浮かべた。 【画像】日本男子初の銅メダル！パリ五輪・ゴルフで快挙を成し遂げた松山英樹を特集！ 　３年前の東京大会ではプレーオフの末、惜しくも銅メダルを逃している松山。その悔しさを胸に臨んだパリ五輪は、初日に単独首位発進を切り、さらに２日目も首位タイを堅持するなど、好位置で大会を折り返す。３日目は４位へ後退したものの、最終日にスコアを伸ばして３位フィニッシュ。同競技でのメダル獲得は、日本男子史上初の快挙だ。 　この結果を受け、日本ゴルフ界からもさまざまなメッセージが寄せられている。なかでも2019年AIG全英女子オープン女王の渋野日向子は、松山の銅メダル獲得直後、インスタグラムのストーリーズ（24時間で自動削除される投稿）を更新。大泣きの顔文字を三つ並べ、「おめでとうございます」と祝福のコメントを寄せた。 　さらに、ラウンド中から「フェード打たせたら松山くんに勝てる人いないんじゃないかってくらい上手いな…」などとX上で呟いていた有村智恵は、「松山くん＆team JAPANの皆さんおめでとうございます！！」と興奮気味に反応。ストーリーズで「頑張れhideki！！」と応援していた上田桃子も、「おめでとうー！！」と力強く投稿している。 　なお金メダルを獲得したのは、通算19アンダーのスコッティ・シェフラー（米国）。銀メダルには、通算18アンダーのトミー・フリートウッド（英国）が輝いている。初出場の中島啓太は、通算３オーバーの49位タイに終わった。 構成●THE DIGEST編集部