「攻撃面では非常に良いシーズン」鈴木誠也、DH転向後に活躍! それでも来季は継続しない?「再び右翼手として…」
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手は23日(日本時間24日)、フィラデルフィア・フィリーズ戦で「3番・指名打者(DH)」として先発出場。この試合でツーベースヒットを放つ活躍を見せたが、カブスは2-6の敗戦を喫している。来季もDHを継続するか、それとも右翼手に戻るか、それは悩ましい問題であると米メディア『マーキースポーツネットワーク』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 今季は序盤から右翼手を務めていた鈴木だが、7月に行われたロサンゼルス・エンゼルス戦で浅めの飛球を落球するという痛恨のミスを犯したことで、守備の問題を指摘されている。そして、コディ・ベリンジャー外野手が調子を上げ始めた後、鈴木はDHに転向した。 DHへ転向後、鈴木はシーズン終盤へ向けて好成績を残している。同メディアによると「過去1ヶ月(8月20日以降)で、彼は29試合に出場し、打率.336/出塁率.438/長打率.535(OPS.973)、本塁打5本、打点15、四球21を記録している」という。この結果を踏まえ、同メディアは「攻撃面では非常に良いシーズンであり、鈴木がシーズンを通して一貫性を保ち、健康を維持できれば、彼の才能が際立つことになるだろう」と評価。続けて「毎日フィールドでプレーすることに慣れている選手がフルタイムのDHに転向すると、苦労するのは珍しいことではない。しかし、鈴木はスムーズに移行に対処することができた」と称賛している。 ただ、鈴木が来季もDHを続けるとは限らない。同メディアは「鈴木はカブスで、あと2シーズンの契約が残っている。ベリンジャーが契約を破棄してフリーエージェント市場に出れば、鈴木は再び右翼手としてフルタイムでプレーすることになるかもしれない」と伝え、ベリンジャーの動向次第で鈴木が右翼手に復帰する可能性があることを示唆した。
ベースボールチャンネル編集部