デニム=インディゴはもう古い。固定観念を覆す「ブラックデニム」を着こなすポイントとおすすめの4本
デニム=インディゴ。この固定観念から解放されることが、不可欠な要素。その一手として濃淡揃えたブラックデニムが有効だ。合わせやすいこと、この上なし。 ▶︎すべての写真を見る その実例コーデをリーバイス、ギャップ、カーハート WIP、デンハムでご紹介しよう。
90年代テイストを踏襲したリバイバルロット
ユルくはくとしても、リーバイスは外せない。スケーターにも愛されてきたルーズシルエットが特徴の「568」のブラックデニムは、90年代テイストを加速する。 股上は深め、ワタリも広く、現代の感性にコミットした佇まい。テック系ブルゾンにもしっくり馴染む。
オールブラックでシルエットを強調する
股上が深く、ユルくテーパードしたこちらは、オールブラックでまとめるとシルエットそのものを堪能できる。
このとき、ナイロンのMA-1やスウェットパーカ、テック系スニーカーなどで素材に変化を加えると、同じ黒でも奥行きのある着こなしが可能となるのだ。
シンプルコーデのアクセントに“ペインター”
いわゆる「ペインター」の名品である、シングルニーパンツ。ゆとりのあるストレートシルエットとピスポケット下のツールポケットやハンマーループがワーク気分を加速する。
ブラックを選べば都会的なムードが加わり、トップスに合わせた鮮やかなテック素材のブルーもインナーのビビッドカラーもいっそう映えるのだ。
品良く見せたいときのグレーデニム活用術
デンハムの名品、ワイドシルエットの「イーストワイダー」に新たに加わったグレーデニム。くたっとしたデニム生地が生み出すドレープ感と随所のダメージにセンスが垣間見える仕上がりに。
ここに、スエードブルゾンとグレーTシャツを合わせて、ペールトーンにまとめるとストリート服にもエレガンスが宿る。 柏田テツヲ=写真(人物、静物) 梶田麻矢(e7)、椙本裕子=写真(静物) 来田拓也=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク 髙村将司=文
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