「TKGならぬTKS!」蕎麦好き・DEEN池森秀一が絶品と称する「磯雪そば」[FRaU]
食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、蕎麦好きミュージシャンとして、『マツコの知らない世界』に出演するなど、さまざまなメディアで蕎麦愛を語っている、DEENのヴォーカリスト・池森秀一さんが東京・築地の蕎麦屋さんをレコメンド。歴史ある創作蕎麦です。
コンセプトは「新しい老舗」 伝統と革新が入り交じる十割蕎麦
池森さんが今回オススメするお店は、築地にある「つきじ 文化人」。 店主の松田裕次郎さんは、東京・綾瀬にある名店「重吉」での修業を経て独立。2013年にお店をオープンさせました。 店名にある「文化人」は、「文化と人が集まる場所」が由来。蕎麦という食文化、和の文化がここに集まり、その文化を求めて、自然とそこに人が集う、そんな場所を作りたいという思いが込められています。
コンセプトは「新しい老舗」。旬の素材と老舗のお品書きを組み合わせたオリジナルの蕎麦を表現しています。 鹿児島県産をメインに、日本全国の産地を回って状態を見極めて厳選した蕎麦の実を店内の石臼で碾き、手打ち。食材は、毎朝豊洲市場へ行き、新鮮かつ良質なものを仕入れ、旬の味覚を提供します。 提供は昼も夜もコースのみ。昼は1800円、3000円、5000円の3種類。予約制の夜は、6600円、9900円、11000円の3種類を用意しています(子ども連れ、香水等の香りの強いものはNG)。 例えば、ランチコース3000円(税込)だと、前菜三皿とお蕎麦(もりまたはかけ)。蕎麦は十割。香りの良さを楽しめます。最高級の鹿児島県産本枯節を使用した手作りの出汁と秘伝のカエシを合わせたつゆでいただきます。 夜のメインコース「そば屋のコース じん ~旬の食材と蔵王鴨、四種の小そば~」11000円(税込)は、先付、からすみ蕎麦(冷・小椀)、旬の天麩羅、旬の一箱、本日の蕎麦(小椀)、鴨一品(宮城県産蔵王鴨)、店主お薦め盛り合わせ一皿、本日の蕎麦(小椀)、青さ海苔の出汁巻き卵(長崎県七ッ釜産平飼い卵)、そして、もりそばまたはかけそばに、本日のデザートと充実の内容です。 もりそばまたはかけそばは、追加料金で好みの蕎麦に変えられます。その中に、池森さんイチオシの蕎麦があります。