時代を超えた伝統的な味わいを楽しめる。クラシックワインを中心に取り扱う隠れ家のようなワインバー(東京・門前仲町)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
ワインバー alternative,(東京・門前仲町)
2024年9月、門前仲町駅から徒歩1分ほどの場所に、型にはまらないクラシックワインを楽しめる「ワインバー alternative,(オルタネイティブ)」がオープンしました。店主の杉原竜力氏は2015年に新卒でパレスホテル東京に入社。ホテル内にあるレストラン「グランドキッチン」や日本料理店「和田倉」にて5年間修業を積み、その間にソムリエの資格を取得しました。
その後「食べログ フレンチ TOKYO 百名店」にも選出されている「フランス料理 エステール」を経て、「食べログ 焼肉 TOKYO 百名店」に選出されている西麻布の人気焼肉店「うし松」にて3年間ソムリエとして勤務し、ワインの発注管理など担当してきました。一流ホテルや西麻布で働く中、希少なワインや高額ワインを扱う経験もでき、ワインを広めたいという思いから次のステップのチャレンジとして自分の店を出店。杉原氏自身が飲んでおいしいと思う、ストーリーのあるワインを厳選して提供します。
店舗の場所は、以前より通っていたワインバーがあったことから、ワインの需要があるのは感じていたそう。隣の清澄白河からの流れでお洒落なカフェや飲食店も多くあり、若い層も増えているので、ポテンシャルの高いエリアだと思っていたところ、この物件を見つけたそうです。駅から近く大通り沿いですが2階に位置するため、喧騒から離れた隠れ家感があります。
黒を基調としたお洒落な店内には長いカウンターが設置され、窓側にはソファー席もあり、客席は全12席。カウンターは左官仕上げで奥行きを広くし高級感を出しています。入店して目に飛び込んでくるカウンターの壁のラインライトが近未来感を演出。ハードルが高くならないようオーセンティックな感じではなくモダンな造りにしたそうです。