【愛媛県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 カラフルな一面のお結び玉が愛を祝福する圓満寺
◆肱川あらし
大洲市の冬の風物詩、肱川あらしは、例年10月~翌年3月頃に条件が揃うと発生する、世界的にも珍しい自然現象。 肱川あらしとは、晴れた日の朝に大洲盆地で発生した冷気が霧となって、肱川沿いに一気に流れ出す現象のこと。 霧が町を呑み込みうねりながら海へと扇状に広がる肱川あらしの様子は、幻想的な美しさ。「肱川あらし展望公園」は、肱川あらしを見るために造られた展望台。日本最古を誇る道路可動橋「長浜大橋」も同時に見ることができる。 肱川あらし(ひじかわあらし) 所在地 愛媛県大洲市長浜
◆道後温泉本館 すす払い
松山市の師走の風物詩となっているのが、道後温泉本館で平成8年度から実施しているすす払い。 約6メートルと約2メートルの笹ぼうきを使い、本館建物の軒下など普段手の届かないところのほこりを払う。一年間の「ほこり」や「厄」を取り除き、新年をスタートさせる準備をする。 また、館内では脱衣箱を移動して隅々まで清掃するなど、一年の汚れを落として入浴客に気持ちよく新年を迎えてもらおうと、毎年12月に行っている。 道後温泉本館 すす払い(どうごおんせんほんかん すすはらい) 所在地 愛媛県松山市道後湯之町5番6号
◆椿まつり
伊豫豆比古命神社(椿神社)は、縁起開運、商売繁昌などの御利益があるとされ、創建2000余年という長い歴史をもつ神社。 椿まつりは、毎年旧暦の1月7日~9日(2024年は1月28日、29日、30日の開催)に伊豫豆比古命神社で行われる盛大なまつりだ。 境内に咲く椿の花や、椿の絵柄を施した本殿、椿の形をした絵馬やお守り、御朱印にも椿のモチーフが使われ、いたるところにちりばめられた椿がまつりを華やかに彩る。 椿まつりは「伊予路に春を呼ぶまつり」と称され、毎年期間中の3日間で約50万人の参詣者で賑わう。 椿まつり(つばきまつり) 所在地 愛媛県松山市居相2-2-1
◆鬼北町のきじ鍋
寒い時期が特に美味しいとされる、鬼北町の特産品「鬼北熟成きじ」。成川渓谷休養センターでは成川渓谷の見ごたえのある景観とともに、「鬼北熟成きじ」を使用したきじ鍋を堪能できる。 鬼北町では、四万十川上流域の自然豊かな環境で高麗きじを飼育している。きじにストレスをかけないようにできるだけ自然に近い環境で、餌にもこだわりながら手間を惜しまず、長い時間をかけて飼育してるのが特徴だ。 旨みたっぷりの愛媛県鬼北町のきじを堪能してみては。 鬼北町のきじ鍋(きほくちょうのきじなべ) 所在地 愛媛県北宇和郡鬼北町大字奈良(成川渓谷休養センター) ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
桐生奈奈子