中村仁美が実感!子供の成長と共に「変わってきたことと今後も変わらないこと」
さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、フリーアナウンサー中村仁美さんならではの目線で綴るFRaU Web連載「騒がしくも愛おしい日々」(隔月更新)。 【写真】落書きがびっしり…!三男くんの遊び道具となったピアノが凄まじいことに…! 今回は、学校での制作物や、習い事への向き合い方など、成長とともにどんどん見えてきた3兄弟それぞれの個性の違いを受け実感したことを、驚きとともに綴っていただきました。
学校の“ある制作物”にざわつくママ友たち……
我が家の3兄弟、同じ親から生まれていますが、勿論3人とも性格が全然違います。 成長するにつれ、その違いが如実に現れてきました。 長男は、小さな頃から慎重でミスを嫌います。 冷静に、自分とその周囲を俯瞰しているようです。 かたや次男は…… これがまた真ん中の子らしく、曲者でして。 周りと必要のない比較は一切しない。自分の物差しが全ての子。 例えば、次男が小学校1年生のとき。 国語で勉強した“大きなカブ”を引っ張る人を、人型にかたどられた画用紙に、子供たちがそれぞれ自由に想像して描いたものが、参観日に展示されていました。 アニメのキャラクターや自画像が並ぶ中、1つだけ、目が青く角のようなものが生えた真っ白な生き物が。人ではない。何かのキャラクターでもない。あれは何だ? ざわつくママ友達。 名前を確認すると、やはり……。 「あれ、うちの息子のだわ……」 それを聞いたママ友が半分冗談で、「さすが芸人の息子さん! 何を描いたのか知りたい!」 休み時間、次男に「ねえ、あれは何を描いたの?」と尋ねると 「え? ネコ」 …ネコ?? なぜネコ? 周りのお友達が、自分やキャラクターなど“人物”を描いている事は全く気にならず、自分が描きたいものを描く。 我が道を、何にも恐れず進む次男。 長男なら、恐らく人型にかたどられた画用紙と、周りの雰囲気からなんとなく察して、何らかの人物を描いていたでしょう。