Z世代のゲームとの関わり方は3タイプ 広告で見たらインストール
スマホにより日常化したことの一つが、ゲームです。ゲーム専用機を持たなくても、ゲームアプリをスマホにインストールするだけでプレーできるため、イマドキの10代は普段からゲームを楽しんでいます。 LINEリサーチが高校生に対して行った調査※1によると、毎日スマホでゲームをしている人は55%と過半数を超えています。一方、全くゲームをしない人は16%と少数派です。ゲームをするときは、「暇なときや何もすることがないとき」「家でくつろいでいるときに」という回答が上位を占めています。 ※1 LINEリサーチ「いま、高校生がハマっているスマホゲームは?」 一口に「ゲームをする」といっても、取り組む姿勢や時間は異なります。SHIBUYA109エンタテイメントは「Z世代のゲームに関する意識調査※2」において、Z世代のタイプを「ゲームガチ勢」「コミュニケーション重視勢」「暇つぶしゲーム勢」の3つに分類しています。 ※2 SHIBUYA109 エンタテイメント「Z世代のゲームに関する意識調査」 「ゲームガチ勢」は、本気でゲームに取り組む人たちで、ゲーム専用機だけでなくPCゲームも楽しんでいます。「コミュニケーション重視勢」は、1人ではなく、友人やゲーム仲間とプレーする人たちです。「暇つぶしゲーム勢」は、スマホゲームしかやらず、プレー時間も課金額も低めです。勉強から逃避したいときにプレーする、といった人が当てはまります。 保護者として不安を覚えるのは、「ゲームガチ勢」と「コミュニケーション重視勢」でしょう。ゲームガチ勢は、アイテム購入や環境整備に費用がかかり、プレー時間も長くなります。コミュニケーション重視勢も、ゲーム仲間との交流のためにプレーをやめられなくなり、仲間に強く見られたいなどの理由からアイテムを購入します。ゲーム仲間は、リアルの友人だけでなく、ネットだけの友人もいます。もし、子どものゲーム行動に問題があると思ったら、どのタイプかを考えると対策が立てやすくなります。 とはいえ、ゲームガチ勢の人は、親もゲーム好きだと答えている人が半数を超えています。ゲームは一概に禁止すべきものではなく、親子のコミュニケーションに役立っている面もありそうです。