どんな「お雑煮」食べた?帰省した同僚に聞いてみたら…各地からユニークすぎるお雑煮の写真が集まった
お正月の定番、「お雑煮」。東日本は主に角餅、西日本は丸餅などと、一言にお雑煮と言っても、お餅の形や具材、汁は地域によって大きく異なります。 【写真一覧】各地ではどんなお雑煮が食べられている?同僚が送ってくれたユニークすぎるお雑煮の写真を一覧で紹介 各地に帰省した同僚に「どんなお雑煮たべた?」と聞き、食べたお雑煮の写真を送ってもらったら……? 地域によって大きく異なる、10種類のお雑煮の写真が集まりました。
どんなお雑煮食べた? 各地に帰省した同僚から届いた写真は…
今回、集まったのは、北海道、新潟、山形、宮城、静岡、大阪、兵庫、奈良、山口、鹿児島のお雑煮の写真。 お雑煮のベースとなる汁、野菜や海鮮などの食材など、大きな違いが見られました。 それぞれの地域の特徴に加え、家族のメンバーの出身地や苦手な食材なども、それぞれの家族のお雑煮のレシピに影響していることが興味深いポイント。 例えば、 「〇〇在住だけど、△△出身だから、△△のお雑煮を作って食べている」 「地元は〇〇だけど、お雑煮を作ってくれた親は△△出身だからその地域伝統のもの」 「この地域では〇〇を入れるけど、家族に苦手な人がいるから入れていない」 など……。 農林水産省や民間のウェブサイトでは各地のお雑煮をまとめた一覧もありますが、今回の企画では各地域ならではの特色に加え、結婚や引っ越しなど「家族史」のエッセンスも混じったお雑煮の写真が集まりました。 そんな「教科書通り」ではない、各地の10種類のお雑煮を紹介します。
▼北海道
材料:鰹だし、醤油、焼いた角餅、椎茸、筍、高野豆腐、里芋、三つ葉、かまぼこ 道内でも様々な種類のお雑煮が食べられている北海道。同僚が食べたお雑煮は鰹だしの汁に筍や高野豆腐などが入っていました。 北海道では、鶏ガラベースや鶏肉が入ったお雑煮も広く食べられているようですが、この家族では鶏が苦手な人がいるため、鶏は入れていないとのことでした。 他にも、道内では海鮮系のだしに、鮭やいくらなどの具材を入れるお雑煮も多い様です。
▼新潟
材料:貝柱、しいたけ、里芋、筍、銀杏、しめじ、れんこん、かまぼこ、こんにゃく、鶏肉、にんじん、いくら 新潟県では、郷土料理の「のっぺ」をお雑煮として正月に食べることも多いそうです。のっぺは、里芋を主材料とし、いくらや銀杏、筍などを薄味で煮た具沢山な煮物料理。 義実家でのっぺのお雑煮を食べた関西出身の同僚は、「いくらに火が通っているのが新鮮でした」と話していました。料亭などでは、生のいくらを上に乗せることもあるようです。