冬タイツの着こなし方って?絶対にやってはいけないNGコーデ4選
NG②服とタイツの厚さがちぐはぐ
タイツのシアー感を数値で表すデニールは、糸の太さ(番手)によって決まる。何デニールのタイツを選ぶかは、スタイリングに合わせて。ファッションとタイツの厚さがちぐはぐだと、どんなにおしゃれをしても、残念な印象に。 「タイツをおしゃれの一部として取り入れるとき、大人っぽく見えるのは、ほどよくシアー感がある30~40デニール。トレンドのクワイエット・ラグジュアリーなスタイルや'90年代のオフィススタイルに80デニールなど厚手のタイツを合わせると野暮ったくなるので注意。一方で、2023-24年秋冬コレクションではコットンやリブ編みなどのカジュアルなタイツを、メリージェーンやチャンキーヒールのシューズに合わせるモードブランドも多く見られました。ピリッとかっこいいスタイリングには薄いタイツ、カジュアルやガーリーなスタイルには厚いタイツと心得ましょう」(早川さん)
NG③タイツでガマン大会
シアー感があるのに防寒対策もばっちりで丈夫なフェイクタイツ。「おしゃれはガマン」と言うけれど、頼らない手はない! 「黒とベージュの糸を混ぜて編んだシアー風のオペークタイツが昨年から人気が高まっています。肌が透けて見えるので抜け感もありますし、内側も外側も柔らかく、耐久性にも優れています」 (カルツェドニアPR)
NG④タイツのサイズが合っていない
自分のタイツのサイズ、きちんと把握している? 人によって腰から股の深さや脚の長さはかなり違うもの。脚の太さではなく、長さで選ぶことが大切。 「タイツは脚を美しく見せるために立体的に編まれているので、サイズを間違えると色ムラができたり着圧のものは意図する効果がでなかったりします。基本的には身長に合わせて選んでください」(カルツェドニアPR) 「足に合わないシューズを履くと歩き方がぎこちなくなるように、身長に合わないタイツをはくと股の部分が余るのが気になり、それが姿勢にも表れると思います。かっこよくファッションを着こなすためにも、サイズ選びは慎重に。また、これはスタイリストの裏技ですが、タイツをはいた後ファンデーションをなじませるように脚をさすると色ムラを防いだり中心線を整えられたりします」(早川さん)