車の買い替えをきっかけに希望のナンバーにしたいですが、どのくらい費用がかかりますか?
車の買い替えをきっかけに、希望のナンバーにしたいと考える人は多いでしょう。ナンバーの4桁の数字は、普通自動車や自家用軽自動車であれば、誰でも好きな番号にすることができます。希望ナンバーにするには費用がかかりますが、いったいいくらなのでしょうか。本記事では、希望ナンバーの種類や費用、取得方法について解説します。
希望ナンバーの種類と費用
希望ナンバーのプレートには、一般希望番号と抽選対象希望番号の2種類あります。国土交通省によると、特に人気がある数字で「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」「2020」「3333」「5555」「7777」「8888」の14通りが抽選対象番号で、ほかにも特定の地域で追加されている抽選対象番号があります。 それ以外の番号が、一般希望番号です。また数字は4桁以下で、1から9999のなかから選ぶことができますが、地域名や3桁の分類番号、ひらがなは選べません。 希望ナンバープレートの費用は、注文を受けてから生産するため、自動的に数字が付与される通常のナンバーよりも交付手数料が高くなります。希望ナンバーを申請する地域によって価格が違います。 例として、東京・神奈川と大阪・京都・兵庫でペイント式の中型番号標(乗用車など)の交付手数料(2枚1組)は、登録番号標が1450円、希望ナンバーは4150円ですが、茨城・群馬・山梨では登録番号標が1530円、希望ナンバーは4350円、奈良・滋賀・和歌山では登録番号標が1530円、希望ナンバーは4250円です。
希望ナンバーの取得方法
一般社団法人全国自動車標板協議会のWEBサイトにアクセスして、希望番号の申込手続きをしましょう。希望番号申込サービスでは、地域別に抽選対象の数字を確認することができます。希望数字に当てはまらないのであれば一般希望番号になるため、送られてくるメールに記載されている交付手数料の支払期限内に納付して申し込み完了です。 抽選希望対象番号は、毎週日曜日21時までに申し込みしていれば翌日月曜日に抽選され、当選すれば支払期限記載のメールが届きます。落選したときでも抽選再申込ボタンを押せば、前回と同じ内容で再度申し込みが可能です。 インターネット以外に郵送やFAX、運輸局などの希望番号予約センターの窓口でも申し込みすることができます。窓口で申し込む方は、全国自動車標板協議会のサイトで申込用紙をダウンロードすることができ、窓口で記入する手間が省けるので便利です。 希望ナンバーの交付可能となるまでの日数は、各予約センターによって違いますが、ペイント式で入金確認後6日程度、字光式で7日程度です。交付可能期間は交付可能になってから1ヶ月で、期限を過ぎると無効になり交付手数料も返金されないので、期限内に受け取るようにしましょう。