同級生の年収が400万と聞き、私も「看護師さん」になればよかったと後悔しています。20代後半から「看護師を目指す」って無理でしょうか?
「今から看護師を目指すなんて遅いかも…」そう思ったあなたに知ってほしいことがあります。実は、20代後半から看護師への道を歩み始める人は意外と少なくありません。 この記事では、看護師を目指すための具体的な方法や、実際の年収事情、そしてキャリアチェンジのメリット・デメリットについて詳しく解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
20代後半からでも看護師になれる? 具体的な方法を解説
20代後半からでも看護師になることは十分に可能です。日本看護学校協議会の調査によると、2012年の看護師養成所(3年課程)における社会人経験者の割合は23.7%であり、看護師の4人に1人程度が社会人経験者です。また、厚生労働省の調査では、2022年度における3年制看護師養成施設への入学者のうち、25歳以上の割合は約10.85%でした。 看護師になるための具体的な方法としては、以下のようなルートがあります。 ① 看護専門学校または看護短期大学への進学 高校卒業以上の学歴があれば、3年制の看護専門学校や看護短期大学に進学することができます。これらの学校は全日制が多いため、働きながら学ぶことは難しいですが、最短で正看護師を目指せるルートです。 ② 社会人入試制度の利用 一部の看護学校では社会人入試制度を設けています。この制度は一般入試に比べて受験科目が少ないなどの特徴があり、社会人が看護師を目指すハードルを下げています。大学または短大卒業者の場合、この制度を利用すれば最短2年で看護師を目指すことも可能です。 ③ 准看護師からのステップアップ 働きながら看護師を目指したい場合、まず准看護師の資格を取得し、その後看護師を目指すルートもあります。准看護師の養成所には週3回程度の全日制や半日制の学校もあるため、働きながら通学できます。 いずれのルートを選んでも、最終的には看護師国家試験に合格する必要があります。看護師の中には社会人経験がある人も多く、給付金などの支援もあるため、20代後半からでも十分に看護師を目指すことができます。自分のライフスタイルや経済状況に合わせて、最適なルートを選択することが重要です。