【週末J2まとめ】自動昇格圏の清水と横浜FCがともに勝利。上位対決を制した山口が4位に浮上|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは8月24日と25日に第28節が開催。首位の清水エスパルスと2位の横浜FCが勝利した中、3位以下の上位陣に取りこぼしの多い週末となった。
首位の清水エスパルスは敵地で鹿児島ユナイテッドFCと対戦。立ち上がりこそ鹿児島にチャンスが生まれたが、徐々に清水がペースを握る展開に。ただ前半終了間際に怒涛の攻撃を見せるも、鹿児島守備陣の体を張った守りにはね返されて前半をスコアレスで折り返した。 それでも後半、清水は首位の意地を見せる。85分、ペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを得ると、途中出場のアブドゥル・アジズ・ヤクブが決めて勝負あり。清水が苦しみながらもクリーンシートで3連勝を達成した。 2位の横浜FCはホームで徳島ヴォルティスと対戦。立ち上がり5分にバックパスを追いかけたユーリ・ララが、徳島のCBの横パスに対してボールを奪いながらそのままゴールへ。この得点で先制に成功すると、うまくゲームをコントロールしながら試合を進め、70分に山根永遠のクロスにジョアン・パウロがヘディングを沈めて追加点を奪取。このまま試合を終わらせ、勝ち点3を手にした。 一方、3位のV・ファーレン長崎は、マテウス・ジェズスのゴールでリードしたものの、後半序盤に立て続けに失点してレノファ山口FCに逆転負け。ベガルタ仙台が敗れたことで、山口が4位に浮上している。 そのほか、仙台に敗れたジェフユナイテッド千葉が6位のファジアーノ岡山との差を「5」に縮めることに成功。モンテディオ山形は藤枝MYFCに勝利して3連勝を飾っている。 ■J2リーグ第28節 結果 横浜FC 2-0 徳島 藤枝 0-1 山形 岡山 0-0 大分 長崎 1-2 山口 鹿児島 0-1 清水 秋田 0-0 愛媛 いわき 3-4 熊本 水戸 2-1 群馬 栃木 1-2 甲府 千葉 4-2 仙台