中国の不動産株、下落-販売改善に対する疑念強く一時の上げ消す
(ブルームバーグ): 中国の不動産株は28日の取引で値下がりした。上海市の住宅ローン規制緩和を好感し一時的に上げたものの、販売改善に対する疑念が強く、下落に転じた。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の中国デベロッパー株指数は2.4%高となる場面もあったが、一時2.7%安まで下げた。
BIのアナリスト、クリスティ・フン氏は、住宅市場対策が「短期的にセンチメントを押し上げたが、長期的な構造問題が多く残っており、改善には時間がかかりそうだ」と指摘した。
中国本土株の指標CSI300指数は、0.7%安で引けた。
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原題:Chinese Property Stocks Erase Gains as Sales Concerns Linger(抜粋)
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