「こどものためのボンカレー」親の悩み解消へリニューアル、野菜量増加とアレルギー対応品目を拡大、担当者「自分が本当にほしい商品を追求」/大塚食品
カレーのおいしさを実現するために、使用できる材料が少ない中でも工夫したという。本来、カレーは肉などの旨みと、フルーツなどの甘みが必要不可欠だが、同商品ではアレルギー特定28品目中に該当する畜肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、フルーツ(キウイフルーツ、バナナ、もも、りんご)は使えない。そこで、大塚食品の琵琶湖研究所は、「ボンカレー」の長年の研究開発の知見を活かし、野菜の種類や加工方法、その他の原料のバランスを整えることで、おいしく食べられるようにしたという。 商品パッケージも3種類(ゾウ、ライオン、サル)のイラストを採用して、子どもたちがより親しめるようにした。 中島さんは、次のように話す。「いま子育てしているのは、共働きの方が多い。例えば、仕事から帰ってきて慌ただしく、ごはんを作ることが大変な時に、“こどものためのボンカレー”を使っていただき、調理時間を減らしながら、お子様と一緒に過ごせる時間が提供できたらと思っている」。 全国の量販店やコンビニエンスストア、ドラッグストアのほか、調剤薬局でも販売する計画だ。
【製品概要】
▽製品名=「こどものためのボンカレー」 ▽内容量=130g ▽製品特長=1食分の国産野菜を使用。食物アレルギー表示対象28品目中、該当なし。7種類の国産野菜の甘みと旨みがとけこんだ、まろやかな甘口カレー。対象年齢、3歳から。箱ごと電子レンジ調理可能。 ▽希望小売価格=205円(税別)
食品産業新聞社
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