京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表
ステーブルコイン発行体サンドボックスにも参加
京東コインリンク科技(JINGDONG Coinlink Technology Hong Kong Limited)が、香港ドル(HKD)に1対1でペッグされたステーブルコインを発行する予定のようだ。中国紙21世紀ビジネス・ヘラルド(21st Century Business Herald)をはじめ各社が7月24日報じた。 京東コインリンク科技のWebサイトによれば、「JINGDONGステーブルコイン」のローンチ時期は「近日公開」とされている。 同ステーブルコインは1対1で換金可能で、その準備金は認可を受けた金融機関に保管された「流動性が高く、信頼性の高い資産」で構成されるとのこと。 また、同ステーブルコインは「世界中の規制当局と積極的に協力し、既存および将来の法的・規制要件を遵守する」と説明されている。 なお同社がステーブルコイン発行体サンドボックスへ参加することは、香港金融管理局(HKMA)が7月18日に発表している。ちなみに同サンドボックスにはスタンダード・チャータード銀行香港(Standard Chartered Bank Hong Kong)やアニモカブランズ(Animoca Brands)、RDイノテック(RD InnoTech)、香港テレコミュニケーションズ(HKT: Hong Kong Telecommunications) らも参加する。
髙橋知里(幻冬舎 あたらしい経済)