救急車が高速道路の降り口を間違えて搬送…患者死亡も「因果関係なし」【長野・佐久市】
上田地域の救急車が高速道路の降り口を間違え、搬送が遅れるという事案があったことが分かりました。因果関係はないということですが、搬送された患者は死亡しています。 上田地域広域連合消防本部によりますと、この事案は16日の夜に発生。 救急車で佐久市内の病院に患者を搬送する際、高速道路の降り口を間違え、到着が予定よりおよそ30分遅れました。 患者は死亡しましたが、担当した医師は遅延との因果関係はないと判断しているということです。 消防本部はabnの取材に対し、事案を公表しなかった理由について「患者の家族が公表を望んでいなかった」と説明しています。