年末年始は「職歴書のアップデート」をしてみよう!”自分総決算”&“3つの分野での読書”が休み期間にオススメの理由を解説。
そしてそれは来年の目標設定にもつながるし、また来年末はその年初の目標設定と比較してどんな進捗があったのかを確認する、という流れである。 もちろん職場においてもそういったいわゆる目標設定はあるだろう。 そして毎年それを持って評価されている、ということだろう。 それはそれで非常に重要だ。 ■より大きな視点や複数の側面で自分自身を判断する 重要なのだが、それ以上に人生において重要なのは「自分を自分でどうとらえるか」である。
職場における評価はあくまでも同僚や上司といった周りから与えられるものであるが、自分自身が人生において成功しているか否かは自分自身で決めるべきものだ。 職場で非常に評価されていようと、自分はまだまだだ、と奮闘するケースもあるし、逆のケースもあるだろう。 いずれにしても、自分自身が自分自身をどうとらえるかは非常に重要な視点だし、職場における評価だけで人生が決まるわけでもないのは言うまでもない。 より大きな視点や複数の側面でもって自分自身を是非判断してもらいたい。
そう考えると、当然この目標設定については、家族がいれば家事や育児などの仕事以外の面での目標設定というか行動に関して夫婦・パートナー間との合意等も大切であるし、当然そうするべきなのは言うまでもない。 要は仕事面だけではなく、より複合的な視点から自分がどの程度ヒトとして成長できたのか、そして来年はどんな方向性に成長を見出すべきなのかを整理する機会にすべし、ということだ。 ビジネスパーソンとしての自分、家庭人としての自分、親や子としての自分。
だれもが複数のアイデンティティを持っているからこそ、1つの側面だけでの評価で自分自身に勝手なレッテルを貼るのではなく、自分自身で自分の人生における立ち位置と価値をグリップしようという前向きな作業だと思っていただきたい。 なかなかこういったことは期中ではやりにくいだろうし、日本人にとって重要な意味合いを持つ年末年始に厳かな気分で行う、というのも心構えとしては重要であろう。 ■価値観をアップデートする、3つの分野での読書