まさかの人気低迷…? J1入場者数アップ率ランキング19位。十分埋まっているのに? 昨季より落ちた理由は?
明治安田J1リーグは後半戦に突入し、FC町田ゼルビアがなおも首位に立っている。町田のようにファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ1リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第24節終了時点)
19位:湘南ベルマーレ 本拠地:レモンガススタジアム平塚 収容可能人数:1万5380人 2023シーズン1試合平均:1万3161人 2024シーズン1試合平均:1万948人 前年比:83.2% 湘南ベルマーレは、2023シーズンに比べて1試合の平均観客動員数が大きく減少しているクラブだ。昨シーズンの1試合平均観客動員数が1万3161人だったのに対して今シーズンは1万948人で、前年比は83.2%となっている。 ただ、数字を見ると激減に見えるが、昨シーズンの特殊事情を考慮する必要がある。湘南は2023シーズンに国立競技場で試合を行った。これはクラブにとって24年ぶりの出来事であり、過去最多となる5万4243人の観客がスタジアムに訪れた。レモンガススタジアム平塚の試合に限定すると2023シーズンの平均は1万593人で、むしろ今シーズンよりも少ない。 今シーズンの湘南は、今後もホームゲーム全てをレモンガススタジアム平塚で行う予定で、昨シーズンの国立競技場開催のゲームのように平均を押し上げるような試合は予定されていないため、前年比を上回ることは難しいかもしれない。 収容可能人数1万5380人のホームスタジアムは、ほぼ毎試合1万人以上の観客が入っており、スタジアムは十分に埋まっている印象を受ける。この収容率を維持するためにも、現在16位と苦しんでいる湘南はJ1残留を成し遂げたいところだ。
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