念願のCRF250Lを入手!【国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.1】
まずは車体 初めてHonda DREAM店でバイクを購入!
さて、バイクを購入しにやってきたのは「Honda DREAM 龍ヶ崎」さんです。オフロードメディアとして長年過ごした私にとって、同じ敷地内にあるウエストウッドMXさんとのお付き合いも非常に長く、この龍ヶ崎の地も本当に馴染みの深いところです。ですので、買うならここ!と、頭のなかで想像している段階から決めていました。 見積もりの相談から納車日までのワクワク感は、20代の頃を思い出させてくれました。もちろん私の職業柄、CRF250L〈s〉には幾度も乗っていますし、初期(MD38E)からの現行(MD47)への進化具合もわかってはいますので、初めて乗るワクワク感のようなものは、まったくありませんでした(笑)。しかし個人所有するとなると、また別の感動があるのも確かです。Honda DREAM 龍ヶ崎の代表の井原暉さんと店長の岡野竜太さんから親切丁寧に、いろいろな説明をしていただけたおかげで、スムーズに納車することができました。 私自身、Honda DREAM店でバイクを購入するのは初めてですが、保証や保険、定期メンテナンスやHonda GOアプリのことなどを説明していただきました。また納車前にはエンジン始動方法からはじまり各部の操作方法などを説明していただきました。エンジンをスタートする瞬間はやはり嬉しいもの。仕事で何度も乗ってきたバイクですが、やはり個人所有となると感覚が違うものです。今後は日高に向けてレースカスタムを行いますが、まずはスタンダードのまま林道ツーリングや街乗りなどを楽しんでみたいと思います。
日高2デイズエンデューロ(HTDE)とはこんなレースです!
1913年にイギリスで始まったISDE(国際6日間エンデューロ)。その奥深い世界を日本でも広めようとして1984年に北海道・苫小牧でレースを開催。1986年は舞台を日高町に移し「インターナショナルツーデイズエンデューロ日高町大会」を開催。1988年からは現在の日高2デイズエンデューロの名称で開催されています。HTDE実行委員長の神保一哉さんは、1993年から欧州のオンタイム制を導入されましたが、当時は馴染みが薄いルールだったため、失格者が続出したといわれています。 しかし、世界基準を目指す信念のもと開催を続け、2002年にはスポーツランドSUGOで「SUGO2デイズエンデューロ」もスタートするなど、オンタイム制が浸透していきました。現在の日高2デイズエンデューロは長いコースを1日1周×2日間走りますが、気持ちのよい林道や田園地帯や川渡り、ガレ場に一般公道と、多彩なバリエーションがあります。 オンタイムレースとして個々の持ち時間が決まってはいるため寄り道などはできませんが、公道では交通法規にのっとった走りをおこない、クローズドされたテストでは可能な限り攻めるという、緩急がついたレースなのです。