売れるネット広告社、AIデジタルヒューマンによる中国向け越境ECライブコマース支援を開始
売れるネット広告社は12月26日、中国向け越境ECライブコマースのプラットフォーム「売れる越境EC AIライブコマース」の提供を開始した。日本にいながら、中国の消費者向けにAIデジタルヒューマンによるライブコマースを容易に実施できるサービスにより、越境EC市場のさらなる発展に貢献を目指す。 売れるネット広告社が提供を開始した「売れる越境EC AIライブコマース」は、中国向け越境ECで活用可能なAIデジタルヒューマンによるライブコマース出品プラットフォーム。AIデジタルヒューマンのライブコマースへの導入により、日時を問わず休みなくライブコマースを配信でき、人件費や育成コストの大幅な削減、パフォーマンスの安定化、多言語対応によるグローバルな販売戦略の実現を可能にする。 AIデジタルヒューマンとは、AI技術によって生み出された人間のような振る舞が可能な仮想の人間のことで、「売れる越境EC AIライブコマース」のサービス上でデジタルヒューマンに商品情報を伝えるとAIが学習を行い、視聴者とのインタラクティブなやり取りが可能になる。 デフォルトデジタルヒューマンとAI音声合成により、自然な会話を実現するほか、台本を用意することでデジタルヒューマンが話す内容の指定も可能。録音のアップロードによる配信にも対応する。アバターにより、リアルタイムでの実際の人物による配信にも対応できる。90カ国語に対応するという特徴も備える。専用のデジタルヒューマンのカスタマイズ(有料)もできる。 中国は世界最大のEC市場規模を誇る。中でもライブコマースは、中国EC市場において大きな割合を占めており、購買意欲の高いユーザー層へダイレクトにアプローチできることから、日本企業にとって大きなビジネスチャンスと言えるとし、「売れる越境EC AIライブコマース」の提供により、越境EC市場のさらなる発展に貢献する考えを示した。 今回の取り組みにあたり、売れる越境EC社 代表取締役社長CEO 髙橋宗太氏は、「この度、越境EC市場の課題を解決する画期的なAIサービスを提供できることを大変嬉しく思います。世界最先端のAI技術と当社のマーケティングノウハウを融合させ、越境EC事業者の皆さまのグローバル展開を全力でサポートしてまいります」とコメントした。
日本ネット経済新聞