「斉藤ブラザーズ」の斉藤ジュン（前列左から３人目）と斉藤レイ（後列左から４人目）

　全日本プロレスは８日、都内で「世界最強タッグ決定リーグ戦　２０２４」の開幕戦（９日、後楽園ホール）前日会見を開催した。 　Ａブロックにエントリーした世界王者の「斉藤ブラーザス」は、会見で兄のジュンが「俺たち斉藤ブラーザスがぶっちぎりで優勝してやる。全勝優勝してやる。ＤＯＯＭ！」と全勝での初優勝を宣言した。 　過去の大会で世界タッグ王者の全勝優勝は前例がない。それだけに弟のレイも「宣言してやるぜ！全勝優勝してやる。今年に入りタッグとして負け知らず。どんどんパワーアップしている」と新たな歴史を作ることに自信を見せた。 　９日の開幕戦では大石真翔、マイク・Ｄ・ベッキオと対戦。「斉藤ブラザース」ファンの大石は「まさか写真集でみたスーツをこんな近くでみられるは思ってなかった」と感動。初来日のベッキオは「初来日で歴史と名誉ある大会に出られることはすごいこと。頂点を目指してトップに立ちたい」とジャイアントキリングを誓っていた。 　年末恒例となる伝統のタッグ祭典。今年は、全１４チームが出場しＡブロック、Ｂブロックのそれぞれ７チームに分かれリーグ戦を行い、各ブロックの１位、２位チームが１２月８日後楽園大会で優勝チーム決定トーナメント戦を行う。 　出場チームは以下の通り。 　▼Ａブロック 斉藤ジュン＆斉藤レイ ＭＵＳＡＳＨＩ＆吉岡世起 ライジング　ＨＡＹＡＴＯ＆安齊勇馬 芦野祥太郎＆田村男児 大森北斗＆羆嵐 関本大介＆真霜拳號 大石真翔＆マイク・Ｄ・ベッキオ 　▼Ｂブロック 宮原健斗＆デイビーボーイ・スミス　Ｊｒ． 本田竜輝＆綾部蓮 諏訪魔＆鈴木秀樹 青柳優馬＆阿部史典 佐藤光留＆宮本裕向 サイラス＆ハートリー・ジャクソン 黒潮　ＴＯＫＹＯ　ジャパン＆立花誠吾 　公式戦の試合形式は全て、ＰＷＦルールによる３０分１本勝負。優勝チーム決定トーナメント戦は時間無制限１本勝負で行う。 　得点は勝ち＝２点、負け＝０点、時間切れ引分け＝１点、両軍反則・両軍リングアウト・無効試合＝０点。各ブロック内に同点チームがいる場合は、リーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。 　１２・８後楽園での優勝チーム決定トーナメントは、Ａブロック１位とＢブロック２位、Ａブロック２位とＢブロック１位が対戦。それぞれの勝者が優勝決定戦を時間無制限１本勝負で行う。