「平原康多はまるで棚橋弘至」賞金1億円超えの“グランプリ”に出場する競輪界のヒーローをプロレスラーに例えてみた
近畿“最強コンビ”はあのレジェンドレスラー
★脇本雄太(35歳・福井=94期) …“ミスター・プロレス” 天龍源一郎 ちょっと時代が変わりますが、脇本選手は“もはやレジェンド”ということで天龍さんにしました。脇本選手の必殺技・ロングカマシ先行と天龍さんの『パワーボム』のダイナミックさが重なります。やや大味にも見えますが、すさまじい破壊力には間違いない。福井県出身というのも共通点です。 ★古性優作(33歳・大阪=100期) …“四次元殺法” 初代タイガーマスク 古性選手はまさに“競輪界の四次元殺法”! 動きが読めない、何をやってくるかわからない、何をしても強い。古性選手も初代タイガーマスクも体はそこまで大きくないですが、ストイックな姿勢でトップにのし上がったまさに“努力の人”。そのテクニックと驚異の身体能力でこれからも歴史を作っていくでしょう。
南関は結束するのか? 司令塔は“予測不能”
★郡司浩平(34歳・神奈川=99期) …内藤哲也(新日本プロレス/L・I・J) 南関勢の司令塔・郡司選手。今や群雄割拠の南関の第一人者で、苦労ののち安定感ある位置を得た内藤選手と重なります。郡司選手は先行捲りから自在脚まで何でもあるのに、時には北井選手の前で駆けたりと自分を犠牲にできるところも似ています。内藤選手の必殺技は『デスティーノ』が有名ですが、ここ一番で『スターダストプレス』を繰り出すなどさらにすごい“隠し玉”を持っている。まだやれることを隠しているんじゃないか? 郡司選手がグランプリで何をしてくるか楽しみです。 ★北井佑季(34歳・神奈川=119期) …鷹木信悟(新日本プロレス/L・I・J) 北井選手はまさに“遅咲きのスーパースター”。Jリーガー時代は苦労して、31歳で競輪界へ飛び込んできました。鷹木選手も新日本プロレスに参戦したのは37歳の時で、今では巡り巡って新日のトップレスラー。苦労があって、今がある二人です。その強さは言うまでもなく、北井選手の先行力と鷹木選手の必殺技『ラスト・オブ・ザ・ドラゴン』の破壊力が重なります。