東京ヴェルディがFW木村勇大を完全移籍で獲得!今季京都サンガF.C.から期限付き移籍で10G2Aを記録「力不足が故に…」
明治安田J1リーグの東京ヴェルディは、今季京都サンガF.C.から期限付き移籍で加入していたFW木村勇大が来季より完全移籍で加入すると発表した。 【一覧】2025年 Jリーグ全60クラブ 最新移籍情報はこちら! 23年に京都に加入した木村。同年8月にはツエーゲン金沢への期限付き移籍、そして今年は東京Vに期限付き移籍していた。今季は2024明治安田J1リーグ36試合に出場して10ゴール2アシストを記録。天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会では2試合に出場して1得点をマークしていた。 所属していた京都の公式サイトでは、クラブを離れるにあたって以下のようなコメントを残している。 「このたび、東京ヴェルディに完全移籍することになりました。サンガには特別指定選手時代、そしてプロ1年目の半年間お世話になりました。苦しいことが多く、自分を見失いかけ、本当に苦しくてしんどいプロ1年目を過ごしました。自分の力不足が故にチームの力になれず、ファン・サポーターの声に応えることができず自分を責めては見失っていました。サッカーすることが憂鬱で毎朝サンガタウンに行くことが嫌で嫌で仕方なく、自問自答を繰り返す日々でした それでもサンガタウンでファン・サポーターの方々が声をかけてくれ、スタジアムに行けば15番のユニフォームを着た人がたくさんいて、この人たちのためにピッチで結果を残したいとこれほどまでに思ったことはなかったです。サンガで活躍する自分を想像してプロの世界に飛び込みましたが、それを実現することができず本当に悔いが残るし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。 また、この世界に導いてくれた中山さんには感謝の気持ちと申し訳ない気持ちが入り混じっています。中山さんのおかげでプロの舞台に立つことができ、様々なところでサポートをしていただきました。直接15番を背負って欲しいと言っていただき、大切な番号をいただいたのにも関わらずこのような形でサンガを去ることになってしまい本当に申し訳ありません。 また、最終節サンガスタジアムに行き、皆さんの前で挨拶をしたかったですがチームに帯同できず挨拶できなかったことが心残りです。サンガでの経験があったから、悔しい気持ちがあったから、ヴェルディで昨シーズン1年を通して試合に出続けることができました。京都サンガF.C.でプロ生活を始められたことは自分にとって誇りであり、何一つ後悔はありません この先自分の目標を叶え、プロをスタートしたチームは京都サンガF.C.ですと胸を張って言えるようにこれからも頑張っていきたいです! ファン、サポーターの皆さんの声はどんな時も僕を励ましてくれました。次は対戦相手としてサンガの前に力強く立ちはだかることができるよう日々精進していきます! 短い間でしたがありがとうございました!」
フットボールチャンネル編集部